「フクロウの賭け」稽古場から

『フクロウの賭け』

作・演出:川村 毅

●出演

手塚とおる、高橋かおり、飯尾和樹(ずん)、

伊澤 勉、笠木 誠/江守 徹

2006.2.9-19
シアタートラム

「フクロウの賭け」稽古場から 第8回

ドウモ! 私、フクダ・フクロスキーでーす!

福朗くんとは、イトコでーす!

でも、ここで血縁関係説明するのメンドーだから、やめとくね!

お察しの通り、私はロシア人!

苗字&苗字だけど関係ないね! 突っ込み無用!

サプライズ訪問だったけど、福朗くんが家にいない!

そしたらママさんが、『フクロウの賭け』の稽古場にいるって教えてくれたのね!

Wow!

そう、私もフクロウ大好きフクロスキー!

羽をフクフクしながら、サンチャの稽古場に行ったのね!

私、シャイな性格だから、福朗くんとは離れたところにいたのね!

そしたら、福朗くんが、……な、泣いてる!(第7回参照)

これじゃ、いつもの稽古場報告できないじゃない!

ん〜、困った!

しょうがない! 今回は私、フクロスキーが稽古場からお伝えするね!

私が目がクルッてなったのは、この人!

アラブ系のニッポンジン! カサギさん!

前作『クリオネ』から続けての出演ね!

今やカワムラさんのお芝居に欠かせない俳優さん!

今回は、ミスター江守の息子役!

渋いミスター江守に渋い演技で対抗だよね!

そして、忘れちゃいけないのがイザワさん!

彼もカワムラカンパニーには欠かせないね!

今回は、大家さんの息子役!

ナイーブな青年を、たくましく演じてるね!

あ、気が付けばダブル息子!

やっぱりこの『フクロウの賭け』は、「息子」がキーワードだね!

え、何故かって!

観ればすぐに分かるよ! カモン、シアタートラム!

今回のレポートは、これでおしまい!

ロシア人だけど、心はアメリカン! 突っ込み無用!

フクダ・フクロスキーでした!

by時枝正俊

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