世田谷パブリックシアター/ドラマ・リーディング19
ピエル・パオロ・パゾリーニの戯曲本邦初上演!
『オルジァ』
Orgia by Pier Paolo Pasolini

2月22日(土) 午後7時
2月23日(日) 午後2時
*23日公演後、トークあり
(ゲスト:映画監督・崔 洋一さん)

会 場 シアタートラム

翻訳 キアラ・ボッタ、石井惠

演出

川村毅

出演

手塚とおる、西牟田恵

入場料金

全席自由1,000円(税込)

物語★復活祭の頃。ポー川近くに住むある夫婦。寝室で、男が女を縛り、儀式がはじまる…。
──僕は死んだばかり。僕の身体は、変な服装でロープにぶら下がっている。僕の最後の言葉がここで響いている。「やっと死をうまく利用したやつがいるな」

自殺した男のプロローグではじまり、6つのエピソードからなるこの戯曲は、死と性と欲望に取り憑かれた男と女の声で溢れています。

作者★『奇跡の丘』『王女メディア』『ソドムの市』といったイタリアの映画監督、小説家、詩人として有名なパゾリーニは、生涯に6つの戯曲を残しています。『オルジァ』は、パゾリーニが初めて演劇のために書いた作品。

題名★『オルジァ』は、古代ギリシャのバッカス祭の大饗宴のことで、長い間無理に押さえられていた欲望があふれ出ること
を意味します。 −公演案内より−

あのP.P.パゾリーニの戯曲、初邦訳・初上演!
川村毅×手塚とおる×西牟田恵、初顔合せ!
世田谷パブリックシアター・ドラマリーディング19
「オルジァ」

〜稽古場を覗いてみました〜

川村 「この戯曲は映画<テオレマ>に一番よく似てるかもね。<テオレマ>で奇跡を起す
女中の役やってたラウラ・ベッティがこの舞台では西牟田さんの役やってたんだって。」

西牟田さん 「へえー」

川村 「じゃ一回読んでみましょうか」


本読み・・・喋る喋る二人・・・2本目のお水を開けつつ手塚さん喋る・・・

手塚さん 「僕ほんとに女装しちゃいましょうか」

川村 「そうね、そうね。西牟田さんもほんとに脱いで」「あ、この5行目の<ペニスよ
り大きくて、ペニスよりおまえをこじ開ける>って何?」

翻訳のキアラさん・石井さん「・・それはですね、ペニスより大きいものを、そのー」

川村 「あ、そういう意味か。じゃこのペニス一つカットしよう」

西牟田さん 「・・・うーなんだかよくわかんない世界ー」

お二人の色っぽい声がなんともマッチ!の妖しい世界。
パゾリーニですから!?
乞うご期待!!

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