2004年11月3日 横浜市旭区民文化センター サンハート

作:小塚麻美、佐宗乃梨子、佐藤晴観、波田野淳紘

演出・出演:川村 毅

出演:香月弥生(文学座)、伊澤 勉(第三エロチカ)

*

9月から7回に渡り、劇作を学んだ、12歳から19歳までの少年少女たち。

今日はその戯曲を俳優達のリーディングにより発表する記念すべき日!

ここ二俣川・相鉄線沿線は川村毅の地元、高校生まで過ごした地です。山を切り崩した新興住宅地「山の浜ッ子」川村くんの色々悪さの思い出の地。

高校時代は文芸部に所属。今回主催の横浜市芸術文化振興財団の方々も地元の人が多く、まさしくその文芸部の後輩で「部室に川村直筆の原稿が残っていた」と懐かしいやらローカルやらの思い出を語ってくれる人も。

発表箇所について熱心に打ち合わせ。緊張の空気。

川村講師より、冒頭の挨拶

「地元でこの会を持てたことはやはり感慨深い。小説と違って、戯曲は俳優が口に出せるか、観客が耳で聞き取れるかが重要な要素です。なのでこのリーディングという形で各人の作品を発表したく思いました。基本的な技術は指導しましたが、出来るだけ自由にのびのびと、書く楽しみを感じてほしいという方針です。」

「作者」がト書きを読み、川村、香月さん、伊澤の三人で役を振り分ける形で四人の各作品をリーディング。

川村講師と俳優達から講評

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川村 教えることができることには限界がある。書くテーマを見つけることも含め、それぞれの生き方が作品に重要。(そうね・・・10余年しか生きていないんですものね・・・)どうぞ日々の生活を大切に。この講座を「書く」きっかけにしてください
香月さん とても新鮮な感性、台詞で楽しかったです。書き続けてくださいね
伊澤 リズムがあって自然に読めました。いつかお世話になるかもしれないしよろしくー(笑)

*丸文字、平仮名だらけの原稿(失礼、ごめんね)も三人のリーディングで生き生きとした「戯曲」になりました。

記念撮影! きっと良い経験になりますよう!

前列右:香月弥生さん
ラジオドラマなど慣れていらっしゃる香月さん、様々な女性役を読みわけ
(却って失礼な賛辞ながら)本当に上手い!!

前列左:伊澤勉
宮城で高校演劇の部長だった伊澤くん、最近は世田谷パブリックシアター@スクール公演で小中学校を巡っている伊澤くん。18歳で入団した彼もオトナになりました。噛まなかったし。

後列左:横浜市芸術文化振興財団 、ご担当の上野さん
初の試み、色々ご苦労があったでしょう・・・お疲れさまでした。またやりましょうー!

後列:未来の劇作家たち!

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